帰国して2カ月がたちました。
早いようなそうでもないような、複雑な感じです。
仕事のこと、あまりこのブログでは書かないようにしようと思っていたのですが、何となく少しずつでも書いていこうかな、と思っています。
その方が備忘録にもなるし。
ただ完全にマニアックな世界なので、対象の方がかなり限定されることはどうぞご容赦ください。
僕の専門は冠動脈インターベンションといって、狭くなったり詰まってしまった心臓の血管をバルーンやステント(ステンレスの管)で広げること、なんですが、内科の分野ではかなり手技(わかりやすく言えば手術、ただ個人的には手術ほどにはラーニングカーブを必要としないと思っています)的なテクニックを必要とします。
そういう意味では経験年数がモノをいいます。
僕のようにアメリカに行って臨床から3年間離れると、どうしても手技の感覚的な面でそのカンが落ちます。
僕のいる愛知県の病院はこの分野では日本の中でも結構有名な病院で、周りにいる人間もこの手技が上手な連中ばかりなのですが、今はその落ちてしまった勘を取り戻して周りに少しでも追いつくことに一生懸命です。
渡米前は「2,3年離れたくらいでダメになるなら元々術者として才能が無いということ!」なんて自分に思い込ませたり、周りに吹聴していましたが、やっぱりなかなか大変だわ。
でもきっと渡米前の感覚には1年以内に戻るだろうから、諦めずに少しでも周りに近づけるように頑張っていこうと思います。
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