自己紹介

Japan
仕事:心カテ屋。2008年6月から、CAへ渡米、2011年5月帰国。 プライベートでの興味:FX、車、洋服、旅行、音楽、サーフィン、ギター、総合格闘技観戦など。

2010年7月17日土曜日

バンクーバーでのVISA更新

無事にVancouverでのVISA更新が終了しました。
更新前にネットで検索したのですが、最近の情報で完全に網羅してある情報が少なかったので、備忘録代わりにも書いておこうと思います。

1. 領事館でのインタビュー予約
VISA更新を決めたらまず領事館での面接予約を取ります。

ここから。

私の住む西海岸からは、バンクーバー以外ならいっそのこと日本に帰国した方が良い(除くメキシコ)と思っていたので、バンクーバー一点絞りでした。

ただ予約がなかなか空いていません。
毎日1日2回くらいはチェックし、やっと空き枠を見つけたのは見続けて1週間ほど経った頃だったでしょうか。
2ヶ月先くらいの予約が取れました。

2. DS160の記入
インタビューの予約が取れたら、DS-160のオンライン入力です。

2008年(?だったかな?)以降、少なからずカナダ、日本でUS VISAを更新する志願者は全員オンラインでのDS-160入力を義務づけられています。
面接日が迫ってきたので、少しずつ作成をしました。
以前のようなDS-157,158などの付帯書類を作成するより、ずっと楽、と感じていたのですが、問題が一つ。このオンライン入力システムがホントにアホ!

「15分以上入力アクティビティが無いと、自動的にログオフする」と言うことなのですが、入力や更新を続けているにも関わらず、ある時突然「session timed out」のサインが出てしまい、入力がパァになります。

途中経過をsaveし、このファイルを読み込ませて再度入力するも、私の場合は学歴や職歴など入力に時間がかかるところで必ず引っかかってタイムアウト。

ブラウザが悪いのかなと、FirefoxからIEに変えてみたりしましたが、余り大差ない感じ。
でもIEが一番相性良いかな。
しょうがないのでsaveするページを変えて何個かファイルを作成し、違う場所から入力し直したら数回目のトライの後クリアできました。

ある程度の所まで来たら一気に仕上げてしまう方が良いとは思うのですが、最後の最後でタイムアウトになることもあり(実際数回あった)、かなり脱力感に襲われます。
実際このシステムに関するクレームを数カ所のウェブサイトで見かけました。

・DS-160入力で調べたこと
「過去にten-printedを取られたことがあるか?」という質問
2008年以降のVISA更新ではten-printed(両手の指紋採取)が義務づけられているようです。
私は2009年にも更新しており、確かにその際両手の指紋を採取された記憶があったのでyesとしました。
2008年以降にVISA更新をしたことがない方はnoと答えることになると思いますが、正直言ってどちらでも大差ないと思います(American Qualityです)。

3. 必要書類
DS160の入力が終了したら、残されていることはそうありません。

・DS160の最後のページをプリントアウトした物。
・DS160の志願書全体のプリントアウト(必要ないかもです)
・DS2019
・米国所属機関の在籍延長証明のコピー(これはラボのre-appointmentの書類をコピー)
・領事館面接の日時が入った予約レター
・スコティアバンクの振り込み書類(計3枚)
・過去のSEVIS支払い証明書 SEVISの支払い証明番号は割と重要でDS-160を作成する時にも入力する必要があります。
過去に1度でも支払いしていれば、J1の場合は再度支払いする必要はありません。
・余分な写真が残っていれば証明写真(後述)
・パスポート
これ以外に私は2年前の日本の銀行口座残高証明書、日本の大学卒業証明書など一応持参しましたが、全く不要でした。

4. バンクーバーへ
月曜日の朝に面接があったので、日曜日にカナダ入りしました。
入国審査で「US VISA更新に来た」旨告げたところ、「領事館の予約書類を見せろ」と言われました。提出後、指紋を取られて入国許可が出ました。

5. バンクーバーからホテルのあるダウンタウンへ
YVRの目の前からダウンタウンに向かう電車(東京で言うゆりかもめ的な感じ)が走っています。

私の宿泊したDays inn downtown Vancouverから直近のウォータフロント駅南行きまで約30分、料金は空港税が入っているのか空港からが約7.5カナダドル、逆向きは3.5カナダドルでした。
チケットはクレジットカードでも購入できました。ダウンタウンに向かうにはこれが便利で安い感じがします。

6. 宿泊ホテルはDays inn downtown Vancouver。
このホテルから領事館まで1ブロック、スコティアバンクの目の前とロケーションは最高です。



写真の奥に見えるのがDays inn。手前がスコティアバンクです。
この写真背中側、写真の通りのW pender通り沿いに領事館はあります。
ホテルから歩いて2、3分くらいと至近です。近いに越したことはないと思います。
前日に領事館の場所の確認など下見を行いました。

7. 面接当日
・スコティアバンクで申請料の振り込み。「値段が140USドルに上がったことに注意」。
申請書類は合計3部、1部は銀行控え、残りの2部を領事館へ。

予約時間が朝10時からだったので余裕を持って9時にスコティアバンクに行きました。

が!ここで1個目のトラブル、何でも今年の6月4日から手続き料が131→140USドルに値上がりしたとのこと。
私の振り込み用紙は131USドルの物で無効、とスコティアバンクのカウンターで言われました。
Days innのロビーにプリンターがあったことを思いだし、バンクーバーのアメリカ領事館のHPから新しい振り込み用紙をプリントアウトしました。
と言ってもAcrobat readerとかで修正しただけのような見た目でしたが。
再度振り込み直して事なきを得ました。ご注意下さい。
尚、スコティアバンクの振り込み用紙は計3部です。
最初の1枚は銀行控え、残りの2枚を領事館に持って行きます。
これもご注意を。

8. 領事館到着
・手荷物は少ない残したことはない。私は文庫本と必要書類のみ。

9時30分頃には領事館に到着していましたが、9時半の予約時間の人が長い行列を作っていました。
10時の人の中では2番目に到着。この日は寒く、風が強い日でした。

寒い中待っていると、なにやら9時半の列の中にトラブル。
どうも良く解らないのですが、携帯電話の使用を禁じられている中で使用した、と言うことでアジア系の女性と領事館のセキュリティの間で押し問答。
その女性は9時半の行列のかなり前にいたのですが、セキュリティが「あなたの並ぶ場所はあそこだ」と言って長い行列の最後部を指さした物だから、女性も激高。
軽く緊迫。
その後、別のセキュリティが来て、女性が事情を説明し、元いた場所に居続けていました。
それを見た最初のセキュリティが再度注意、抗議する女性と言うことを繰り返し、最終的には元の場所をゲットしていました。女性は強し。

そんなことがありながらも、列は進み私もセキュリティチェックを受け無事入館出来ました。
財布と携帯電話はホテルに置いてきた方が良いと思いますが、それ以外はそれ程問題ないかと思います。
私は書類と文庫本1冊だけが手荷物だったので問題なく入館できました。

9. 入館後
・余った証明写真を持ってくれば良かった、と後悔

階段を上がって右手に進むと係員が開け閉めするドアがあり、入ってすぐの左手に書類のチェックを行う係官が座っています。この人に持参した書類を見せます。

が、ここでこの日2個目のトラブル。
私が書類を見せると、DS-160に取り込んだ写真の背景が黄色すぎると指摘。
こういう微妙なところに突然細かくなるのが時々理解できないよなぁ。
DS160作成した時に、読み込ませた写真が条件を満たすことを確認してるのに!

 もしかして後日再申請?!かとビビりました。
「他に写真持ってきた?」と言われ、不要かなと思いホテルに置いてきてしまったことを悔やんでいると「すぐ近所に証明写真屋があるので今から撮ってきなさい」とのこと。
ホテルの近くに証明写真屋があり、ここに駆け込みました。
韓国人の人の好い店主がいて、写真を2部撮ってくれました。
12カナダドル。(ここでのいきさつも結構面白かったのですが、それは又後日)
再度写真を撮り直して領事館入り口へ。

入り口にはまたもや長い行列。
止められたら嫌だなと思っていたので、写真を撮りに行く時に入り口係官にしつこく状況を説明していたので、ここは問題なく入館。

再度書類チェックのカウンターへ。
撮ってきた写真を提出すると「パーフェクト」と言われ、整理券を渡され、なんとか申請のラインに。
ホッと一安心して中の待合い場に入ると、なんと部屋の隅によく見る証明写真の自販機が・・・。
え~~っ!と思い係官に後で聞いてみようと思っていましたが、余りに待ち時間が長く忘れてしまいました(笑)
この時、時計を見ると10時半過ぎでした。

10. 最初のコール

私の整理券の番号はA96番。入室時の進捗番号はA45番でした。
これは相当時間かかるなと覚悟しましたが、実際呼ばれたのは約1時間半後でした。
カウンターに行くと、両手の指紋を採られ、提出していたパスポートとDS-160がゴムでまとめられた物を返却されました。
所要時間1分。
そして再度番号が呼ばれるまで待っているように指示されました。

11. 2回目のコール
それからまた1時間弱待っていると、部屋の右隅からエレベーターで20階に行くように指示されます。

12. インタビュー
エレベーターで20階へ。

小さな部屋にカウンターが数個あり、インタビューが行われています。
15分ほどで自分の番号が呼ばれました。

インタビューでは「なんの研究をしているのか?」
「その進捗具合はどうか?(3年目なので後どれくらいいるつもりなのか?)」と
言うことを聞かれました。

面接時間は長く感じましたが、多分5分以内だったと思います。
でも東京よりは少し聞かれる感じがします。
その後、パスポートの引き替えシールを渡され、2日後の2時15分に領事館にピックアップに来るように言われました。

これにて終了。
エレベータに乗って1階から退館。時計を見たらもうすぐ2時でした。
10時頃に入室したので、多分実質3時間以上かかっています。

13. ピックアップ
・ピックアップは交換シールを持っていれば、本人でなくても受け取り可能。

2日後の2時頃に領事館へ。またもや長い行列。
2時15分ちょうどから交付が始まりました。
ピックアップは本人でなくてもそのシールを持っていれば誰でもピックアップ可能、とシール表面に書いてあるように本人確認などは一切ありませんでした。
とのことで無事にゲット。
いやー、3回目ですがやっぱり嬉しい物です。



写真は友達のY君のお子さんK君(間違えました、ごめんなさい)に特別出演願いました。
こんなに私は可愛くないけど(笑)

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