自己紹介

Japan
仕事:心カテ屋。2008年6月から、CAへ渡米、2011年5月帰国。 プライベートでの興味:FX、車、洋服、旅行、音楽、サーフィン、ギター、総合格闘技観戦など。

2010年12月2日木曜日

「牡」全否定からの脱却

今回は結構赤裸々な表現もあります。そういうのが気になる方は飛ばして下さーい。

「プライベートの充実」が良い仕事をする上で大事だ、という事に皆さん異論無いと思います。

家族を連れて渡米した人にとっては、家族とhappyな時間を過ごす事が何よりのプライベートの充実でしょう。日本で臨床医をやっていた人なら尚更、家族と過ごせる時間が大幅に増えて、それが何にも代え難いことは想像に難くありません。

では単身渡米したとしたら?
「プライベートの充実」と銘打って、波乗りに精を出したり、はたまた新たにランニングを始めてみたり、と頑張っても、さすがに休みの度にずーっと波乗りばっかりしているわけにも行きませんし、走り続ける訳にもいきません。
そう、やっぱり一人者にとって「プライベートの充実」とは多かれ少なかれ、異性との交友関係があることは間違いがない事実だと思います。

で、渡米後2年間、これが本当にさっぱりでした。

やっぱり欧米の人ってファーストコンタクトが愛想が良い分、そこからの壁が異様に厚い。
デート的な食事に行ったりして「おお、良い感じかな?」と思っても、実は完全に社交辞令的な会話だったりするんですよね。

完全な負け惜しみですけど、日本人女性はモテますよね。
正直アジアン・フェティッシュのアメリカ人男性って凄い多いし。
放っておいても男性が集まってくる感じがします。
実際、私もこっちで数人のアメリカ人男性に日本人女性を紹介してくれと言われたし。
いや、そんな良い日本人女性がいたら俺が行ってるよ、と言う訳なんですが。

でね、自分なりに考えたんですが、アメリカ人(外国人)女性が日本人男性を選ぶ理由というのは本当に少ないわけですよ。
英語下手、外見的に自分より小さかったり子供っぽいルックスだったり、レディファーストも出来ないシャイな性格、とプラスの要素が無い。
自分が逆の立場でも日本人男性を選ばないな、といつも思ってました。
ホント自信のない男性のできあがり。日本人の男友達にも、「ぶっちゃけ「男」として見られてないんじゃない?愛玩動物的に見られてるんじゃない」なんて言われる始末だったし。

この時期が結構続いて、苦しかった。自分でいくら頑張っても「プライベートの充実」がなかなか得られない。いつも週末が終わると、充実して無い感満載。家族で来てる人が本当に羨ましかった。
単身渡米のデメリットばかりが大きくて、肝腎のメリットが全く得られてない。
私にとっては、仕事なんかより何倍も大事。だって牡として全否定されてるわけですから。

で、最近なんですが、やっとブレイクスルーしました。(この表現で留めます(笑))
本当に嬉しいです。
結果的に色んな意味でプラスのことが凄く多かった。予想以上に。

何と言ってもまずは英語に自信が出てきた。
以前は、随分上手く喋れるようになった気はしてたけど、自信のない喋り手から発せられる言葉自体に説得力がなかった。

「上手く喋られなくたって良いんだ、とにかく喋ること、その気持ちだ」とは思ってたけど、何か一つ軌道から逸れると脆かった。
会話なんて当然脱線の連続のはずなんだけど、自信がないからか、出来れば脱線したくない気持ちが強くて、余裕のない応対が多かった。
今は認めて貰えた自信があるので、この辺の「なんだ!これでやっぱりいいんじゃんか!」というのが本当に解った気がする。

そして英語が本当にコミュニケーションの手段と感じられるようになった。
今までもそう思っていたけど、やはりこれは比較にならないです。

でもなんでしょう、やっぱり何と言っても自分の「牡」を取り戻せたことが本当に一番嬉しいです。

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