自己紹介

Japan
仕事:心カテ屋。2008年6月から、CAへ渡米、2011年5月帰国。 プライベートでの興味:FX、車、洋服、旅行、音楽、サーフィン、ギター、総合格闘技観戦など。

2011年3月21日月曜日

多様な価値観に寛容になろう

今回の一連の地震報道について。

報道などである一定の価値観から逸れた行動を「不謹慎」、「不適当」、という言葉で処理していますが、それってどうなのかな?と思います。

例えば一連のプロ野球問題。
もちろん電力などの物理的な問題があれば別ですが、各自が今まで自分の人生を掛けて頑張ってきたスキルを駆使して世の中に貢献したいと考えるのはごく普通の事だと思います。

プロ野球選手ならば、野球を使って世の中に貢献したいと考えるのは普通なのではないかなと。
それを「不適当」「不謹慎」の一言で片付けてしまうのはちょっと可哀想な気もします。
電力の意味で不適当、なのは私も重々解りますよ。

選手会が「野球どころじゃない」というニュアンスの事を言っているのは、ちょっと私には意外でした。
世論がそう言うのは想像できますが、プレイしている当人達が自分の職業をそう言ってしまうのは元もこうもないかな、と。
電力が問題なら、デーゲームで、それこそ球場じゃなくたって良い、試合形式じゃなくたって良い、野球を使った事で得られた収益を寄付したって良いわけだし。
方法はいくらでもあるのかな、と思います。
今この時期にやらなくても、と言う考えは解りますが、マスコミがいつも一つの流れに向かって行きやすいので、敢えて例に取り上げました。

一流のジャグラーを目指している人が、ピエロの格好をしてジャグリングを使って街頭で募金活動をしていたら、道行く人から「不謹慎だ」と野次られ、終いには胸ぐらまで掴まれる、そんなことがあってはいけないと思います。

戦後最大級の惨事なのですから、原点に立ち返って日本人の一番の美点、「性善説」で基づいた考え方でしかやっていけない。
基本、悪意があってみんなやっている訳じゃない、と信じるしかない。
各人が各人の出来る最大限のことをやって、その思いを少しでも被災地に反映できれば良いと思っています。

隣の人の価値観に寛容になりたいと思います。
私も医者という括りの中では、今回の被災では多分最も「不適当」な立場にいると思います。
そんな中で私は自分の出来る最大限のことをやって、少しでも被災地に反映したいと思います。

リバタリアニズムの私がいかにも言いそうな事だな、と自分で思ってしまうところがちょっと嫌ですね。

皆さんはどう思いますか?
あなたの考え、聞かせて下さい。

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