自己紹介

Japan
仕事:心カテ屋。2008年6月から、CAへ渡米、2011年5月帰国。 プライベートでの興味:FX、車、洋服、旅行、音楽、サーフィン、ギター、総合格闘技観戦など。

2010年2月26日金曜日

初心者が楽しむNOKIA N900- 日本語入力

ということで、何はともあれ日本語入力化。
せっかくタッチパネルでのキータイプが嫌でN900を選んだ部分もあるんだから、入力環境が快適じゃないと本末転倒になってしまう。
日本語入力は色んなところで絶賛されているKimitake氏制作のmaemocjk for N900を導入する事に決めた。これまた色んなサイトを参考にさせて貰ったのだけど、皆さんのレベルが高すぎて全く理解出来ない(笑)
「extra-develって何?なんか凄く邪悪な感じ」とかそんなレベル。でも不思議な物で色んなサイトを読んでいるうちに何となく自分でも行けるんじゃないかなと感じて今回のN900購入に踏み切った訳で。
ここでは上級者の方が初歩的な事過ぎて端折った部分も含めて記載していきます。一番参考にさせていただいたのはkansamjp氏のこちらのサイト http://d.hatena.ne.jp/kansamjp/20100124#1264310375
今回は純粋に日本語入力が出来るようになれば、との事でflasherやclean installの部分は行わずいきなりmaemocjkのインストールから行った。でも作業を進めるうちに、リカバリを取る必要性を強く感じた。N900はもはやスマートフォンの域を超えている。私の知識不足にて順序だてた記載が出来ない為、参考にさせていただいたkansamjp氏の記載に則って私も書いていく。おハズカシイ部分も多々あるが、自分がやったことをそのまま書いていきます。間違いがあったら是非ご指摘下さい。


1. rootshを導入しよう
一般ユーザーには設定ファイル変更の許可が与えられていないため、管理権限を得るためにrootを取る必要があります。(すでにrootと言う物の意味が分かっていないが、記憶してしまえばいい事です、気にしないで行きましょう) rootshはここからダウンロード出来ます。私はネット接続不備で自宅PCに落としてUSB接続でN900本体に移動しましたが、どこに移動すべきかイマイチ解らず本体HD内のdocumentフォルダに移動しました。N900に移したらデスクトップアイコン2階層目(1階層目のmoreをクリック)上段真ん中にあるファイルマネージャーをクリック、documentフォルダ内にあるrootshファイルをクリック。

rootshのインストールが始まります。rootshをN900でインストールしたらN900のX Terminalを開いてsudo gainrootと入力します。(これも全く意味が分かりませんが記憶していきましょう)すると~ $だったプロンプトが/home/user #に変わります。通常ユーザに戻るにはexitと入力するか、ctrl+dを押します。



2. フォントの置き換え
私はフォント自身にそれ程拘りがないので(というか元来使えるフォントに満足している)今回フォントを置き換えしていません。置き換えたい方はkansamjp氏のサイトに詳しいです。

3. 日本語IMの導入
さて本題のmaemocjk for N900のインストールです。Kimitake氏制作のmaemocjk-him-scim-anthyを使用させていただきます。まずはレポジトリ(容器の意味の英語)の追加作業が必要です。N900のApp manager画面にて画面中央の「Application manager」と書いてある部分を押し、Application cataloguesから新規でレポジトリを作ります。




Catalogue name→Extras-devel
Web address→http://repository.maemo.org/extras-devel/
Distribution→fremantle
Components→free non-free
と入力してsave。
さっきのApp manager画面に戻り、Downloadを押すとUtilitiesカテゴリにmaemocjk-him-scim-anthyがあります。それをインストールします。



他記載にあるようにmaemocjk-him-scim-anthyのインストールには20分程度かかります。バッテリーは電源アダプターにつないでおくなど余裕を持っておきましょう。rootsh、maemocjkをインストールしたら再起動。
virtual keyboardが落ちてしまうと言う不具合をKimitake氏のblogで見たため、私も起動時実行のスクリプトをいじることにしました。

先ほどのX Terminalから再度sudo gainrootを入力し、管理権を奪ってからviコマンドを入力します。
vi /etc/osso-af-init/af-defines.sh(viの後にスペースですよ!)とタイプしてviエディタを開きます。
コメント記号#が最初ずらずらっと続きますが、最終行に次を追加します。
export GTK_IM_MODULE=scim
このズラズラっと出てきた後に直接は入力出来ないので、viにて挿入したい行のあたりで「i」キーを打ってインサートモードに入り、エンター押して改行したあと上記のexport・・・行を書き込んでescを押します。
保存して終了は「:wq!」です。
viコマンドについてはkansamjpさんのブログを転載させて頂いたが、実は私ここでかなり躓きました。まずLinuxのことが全く解らずviコマンドなんて初耳。そして何よりviコマンド「vi /」の部分、viの後にスペースを入れる事に気づかず延々入力を続け、その度にnot foundと言われる始末。noteを開いてshift+spaceを押してもあのパレットが出てきやしない。軽く半泣き状態。でもふとした時に気づき、事なきを得ました。viコマンドに関してはLinuxを使うなら少しは知っておくべきようで、色々検索した結果ここにまとめられています。参考にどうぞ。




これが終わったら再起動かけます。
Notesを起動してShift+Spaceを押します。どうですか?!

右下にパレットが現れ日本語入力ができるようになりましたよね?!これが出てきた時は正直本当に感激しました。そして個人的にはこのIMが想像以上に使いやすかった事に更に感激。Googleなどの検索ボックスに入力はできませんが、web画面の下に出てくるボックスには打ち込めますしね。この日本語入力環境を得た事で、N900が100倍くらいパワーアップした気分になりました。
作成者のKimitake氏、そしてkansamjp氏に感謝します。

2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    やはりviまわりはきっちり書いておくべきだったかと思います、反省・・・。
    と、いいつつ私もviに関しては設定いじるときくらいしか使わないのであんまり詳しくありませんがw

    N900いいですね〜。今一番ほしい端末だったりします。
    そのうち買う予定です!

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  2. kansamjpさん、コメント、優しいお言葉ありがとうございます。N900は本当に良いですね、日に日に愛着が湧いていきます。是非購入してまた色々とお教え下さい。つたないブログですが、是非また遊びに来て下さいね(^^/"

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